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NO.4「見通す力」を持って!「結果」より「変化」をほめよう!
指導者にとって大切なことの一つとして「見通す力」が必要だと思います。
見通すことが出来る人は、常に「時間軸」を持って人と接しています。つまり、目先の状況だけで判断をするのではなく、今までの状況を考えてこれからの見通しを持てると言うことです。
見通しが持てる人は、「結果」より「変化」を大切にしている人と思います。変化の積み重ねが、結果を生むのですから、今すぐに結果が出なくても、小さな変化を見落とすことなく大切に見ていけば、良い結果が得られると考えられます。ですから、子供、選手には、どんな小さな変化でも気づくように心がけて、できるだけ見落とすことがないように上手に指摘してほめてあげることが大切なことと考えています。心のコンディションを良くしてあげましょう。「自らの力でやる気を起こす」ように!
学習面においても、算数が大嫌いで勉強しなかった子が、たとえ問題が解けなくても、机に向かって問題に取り組んでいたら、そのことを大切にして、解けないことを指摘しないようにしましょう。長い目で見通すと、机に向かい勉強し始めたという変化は、苦手克服のための大切な一歩です。
「見通す力」を持って!「結果」より「変化」をほめよう!